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社会保険労務士法人レイナアラ > スメルハラスメントその2 ~香水、煙草、芳香剤、柔軟剤の「ニオイ」~
スメルハラスメントその2 ~香水、煙草、芳香剤、柔軟剤の「ニオイ」~
事例:煙草の臭いだけでなく、一般的には良い香りとされている香水の香り・芳香剤の香りなどが苦手、という訴えが相談窓口にありました。
A.「ニオイ」への反応は人それぞれです。例えば、以下のような「ニオイ」の苦情への対応は難しいですね。
- エレベーター内に残る強烈な香水の…
- 喫煙所から戻った人の煙草の…
- 空間芳香剤や衣類用柔軟剤の…
臭覚過敏や化学物質過敏症の方にとっては他の方には分からない辛さがあるでしょうし、その一方で、自分の体臭や口臭を自覚し治療中の方も存在します。そのような双方の立場を顧みず一方的に注意をしたり、神経質だと一笑に付したりしてしまうと、パワハラやセクハラになりかねません。事と次第では、人権侵害や名誉棄損など、大問題になってしまうケースもあり得るのです。
【結論】→被害を訴えている人だけでなく、その相手方も傷つけないよう、双方の言い分をよく聞くとともに頭ごなしに決めつけず、十分に配慮しながら落としどころを探り、解決を目指しましょう。
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